室内犬のトイレトレーニング|失敗しないトイレしつけにトライ!

室内犬を飼うにあたって、一番最初のしつけといってもいいのがトイレトレーニングです。

しかし、しつけをするのは意外と難しく、失敗すると思わぬところで粗相をされたり
嫌な臭いに悩まされるはめになります。始めるのはできるだけ早い方がいいのです。
レッツトライ!トイレトレーニング!!

犬のしぐさをよく観察しよう

まずは犬の行動をよく観察します。犬にも性格があり、いろいろなクセがあるのですが、
よくしぐさを観察することでトイレの前兆パターンがわかってきます。

トイレの前兆のサインにはおおむね次の5つの段階があります。

1.表情が変化する。
2.歩き方がいつもと違う。
3.周りの臭いをクンクンと嗅ぐ。
4.あたりをくるくるとまわる。
5.しゃがむ動作をする。

もし、犬がこれらのしぐさを始めたらすぐにお尻を押してあげるなどして、トイレに導き連れていくようにします。
そして、「シーシー」「ピッピ」などトイレを促すように声をかけてあげてください。
これは犬にとっては反射的にトイレの合図となるため、いつも決めた言葉をかけるようにします。

この時、トイレと決めた場所まですぐに連れていければいいのですが、
時には間に合わないこともあります。
その場合は、いつでもペットシーツをすぐ取り出せるように近くに用意をしておき、
その上でするようにします。

そして、うまくトイレができたらほめてあげましょう。
失敗してペットシーツの上でできなくても、根気強く何度も繰り返しているうちに、
排泄することとトイレの関連が理解できるようになってきます。

犬の習性を利用してトイレに行かせる

次の段階としては、決められたトイレの場所に自分で行き、排泄ができるようにします。

犬には自分が安心できる寝場所や居場所をきれいにしたいという習性があります。
つまり寝場所とトイレを区別する習性があるため、サークルから出たすぐそばの場所か、
サークル内であれば、はっきりと区別するようにします。

また、犬が排泄をする時間帯やタイミングは生理的に決まっているという習性もあります。例えば、寝起きの後、食後や水を飲んだ後、遊んだ後などです。トイレのしつけができるようになるまで、排泄した時間帯やタイミングを、その都度メモしておくようにするといつするかが分かりやすくなります。

もう一つの習性は、犬は自分の臭いがついているところで繰り返し
排泄をするということです。
そのため、決められた場所をトイレにするのはもちろんですが、
もし失敗して違う場所で粗相をした時は、きれいに汚れを落とした
あとで、消臭剤などでしっかりと臭いを落とすようにします。

この段階でも上手にトイレができたらほめてあげることが一番大切です。
トイレに成功したらクッキーなどのごほうびをあげるのもたいへん効果的です。
そのごほうびほしさで、自分からすすんでトイレに行くようになります。

失敗しても絶対に叱らない

トイレのしつけができるまでは、犬にはその場所で排泄をしてはいけないということがわかっていません。そのため、トイレ以外の場所で粗相をして叱られても、なぜ叱られているかということが理解できません。

もし、失敗して違う場所でトイレをしても絶対に叱らないでください。叱ったとしてもトイレのしつけはできません。むしろ叱られることを恐れて隠れてトイレをするようになることもあり、逆効果になっていまいます。
トイレを失敗しても叱ったり騒いだりせずに、忍耐強く後始末をしてあげてください。

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