犬を飼いたいけど飼えない3つの理由

犬を飼いたいけど飼えないとお悩みの方は多いと思います。

ある調査で、現在、犬を飼っていない人を対象に聞き取りをしたところ、
犬を飼いたいけれど、現在は何らかの理由で飼っていない人が10人に3人も
いたそうです。

最近では室内犬が大人気ですが、特に室内で飼おうと考えた場合は、
住宅事情や家庭事情がネックとなる場合が多いのではないでしょうか。

犬を飼えない3つの理由

犬を飼えない理由がマンションなどでペット禁止になっているという場合は、
検討の余地はまったくなく断念せざるをえませんが、そうでない場合、
大きく分類して以下の3つの理由があると思います。

■キズや汚れ、掃除の大変さ
■隣人への迷惑
■衛生面と犬の健康管理

しかし、どの理由の問題も工夫をすれば解決できるものばかりです。もしそれらがどうしても越えられないハードルと考え、犬との暮らしを断念するとしたら、ひじょうに残念でもったいないことです。

確かに犬を飼うということは簡単なことではありません。飼うというより、家族として迎え入れる共に暮らすわけですから、それなりの責任と覚悟が必要となります。

そのことから、もし家族の中で犬を飼うことを反対している方がいたら、
世話や面倒をみるのが大変だから飼いたくないことの言い訳として、上記の3つの理由が使われる
ことさえあります。

単純に比較はできませんが、赤ちゃんを育てることはとても大変です。
しかし大変だからという理由で、赤ちゃんを育てたくないという人はいないでしょう。
それは、いくら大変でもそれ以上のものがあると知っているからです。

犬を飼ったことがある人なら、その大変さはもちろんですが、
犬と一緒に暮らす楽しい日々やその思い出など、それ以上のことがあると
知っているはずです。

まず、この3つの理由は、犬を飼えないことのハードルにはならないということを
知っていただきたいと思います。

キズや汚れ、掃除の大変さ

室内で犬との生活を考えた時にまず心配になるのが、フローリングの傷つき、
食べこぼしや粗相をした時などの床やじゅうたんの汚れです。
また抜け毛もすごく掃除も大変じゃないかと心配になります。

確かに犬が走りまわったり、おもちゃや物でじゃれるとフローリングには傷がつきます。
いくらトイレのしつけをしても時には粗相をしてしまい畳やじゅうたんが汚れたり、
シミがついたりもします。
抜け毛についても特に冬の前や夏の前のは、毛が生え変わる時期はびっくりするくらいの
大量の抜け毛がでます。

しかしそうであったとしても、犬を迎えいれるということは、
犬と飼うと床にキズがつき、床汚れや抜け毛の掃除が大変というマイナス発想を転換し、
犬との暮らしをあらかじめ想定し、キズつきにくい床にするなどの対策し、
汚れても掃除が楽にできるような工夫をするという考えに変えることが大切です。

たとえば、フローリングの上にコルクマットなどのジョイント式マットを敷いて
おけばキズつき防止にもなり、じゅうたんのように抜け毛がからまないため、
掃除もとても楽になります。
粗相などに臭いがつくような汚れやシミも、その部分だけ取り外して水洗いも可能で、
最悪、一枚だけ取り替えてしまえばいいので気が楽になります。

床をキズつけたくないから、掃除が大変だからという理由で、
犬を飼えないというマイナス発想を捨てましょう。

犬と暮らすということを私たちにとっての生活においてプラス発想とすることが大切です。
犬と暮らし始めたら今まで以上に掃除をする機会も増え、飼う以前よりも
家がきれいになっているというのはよく聞くことです。

隣人への迷惑

隣人への迷惑として一番心配なのが無駄吠えでしょう。
しかしこれは犬の問題というよりは人間のしつけの問題です。

人間がちゃんと犬の性格や気持ちを理解してあげ、しっかりしつけをすれば
むやみやたらに吠えたりするものではありません。
しかし、人間がしつけなければならないとストレスを感じていては、それは犬にも伝わり
うまくいきません。
しつけが大変…ではなく、しつけを楽しむという犬と向き合う人間の姿勢が
大切になります。

またマンションなどでは、しつけとは別に犬の足音が階下に響くといったことも
あるでしょう。
犬が走り回ったり、はしゃぎ回ったりすることはどうにも止めることはできません。
しかし、そこは知恵を働かせて、特に音が響くフローリングは、
前出のコルクマットを床に敷くなどすれば簡単に足音の防音対策をすることができます。

隣人への迷惑ということも、責任をもってしつけを行う姿勢や、
ちょっとした防音対策の工夫によって簡単に越えられるハードルだといえます。

衛生面とペットの健康管理

犬というとノミやダニが気になる人はいると思います。
しかし、それは一昔前の感覚で、今は部屋を清潔にしておき定期的に寄生予防を
しておけば、ほとんど問題にはなりません。

それよりも気にしなければならないのは犬の生活習慣病ともいわれる病気についてです。人間と同じように、肥満やアトピー、糖尿病やガンなどの病気が犬にも増えています。もとはといえば、人間と同様、ストレスが原因になるのかもしれません。しかしこれは犬のストレスをためない生活環境を整えることで解決する問題です。

犬は人間より空気の汚れや室温にとても敏感で、滑りやすい床では足の関節を壊す原因となります。犬は私たちが考える以上にデリケートなのです。

しかし床材を選んだり、冷暖房の配備、食事のしつけや管理をしっかりすることで
解決する問題ばかりです。

犬と暮らすことが、私たち人間にとっても、より快適で豊かな生活になると
いうことが素敵なことなのです。

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