コルクマットやジョイントマットを畳の上に敷くには|3つのコツを紹介!

畳の部屋

畳の上にコルクマットやジョイントマットを敷きたいとお考えの方は多いと思います。または、現在カーペットを敷いているけれど、他に何かもっといいものがないかとお探しではありませんか?

畳の上に直接何かを敷いたら、カビの発生やダニの繁殖が心配。そんな不安や心配があり、やむを得ず畳のまま我慢されていることもあるでしょう。

そこで、簡単にできる和室のプチリフォームやイメージチェンジとして人気のある、コルクマットやジョイントマットを敷く時のコツについて考えてみたいと思います。

畳の上にマットを敷く理由とは

畳といえば、日本に古くからあるすぐれた床材で、その落ち着いた雰囲気からは
日本の伝統を感じられます。和室といえば畳以外には考えられないでしょう。

畳にはイ草が使われていますが、そのことから吸湿性と放湿性にすぐれており、
日本の気候の、夏は多湿で冬は乾燥する湿度の変化が大きいという点に、
とても適応している床材といえます。

しかし、生活の西洋化が進んでいるとこから畳の人気はあまり無くなっています。和室が一部屋もないという住宅やマンションも多くなり、特にアパートなどでは和室物件は不人気となっています。

多くの方が畳のメリットに注目するより、デメリットの方をなんとかしたいと考え、畳の上に何かマットを敷きたいと考えられるのではないかと思います。

その理由として考えられるものをあげてみました。

■見た目が悪くイメージチェンジをしたい
経年劣化といいますか、ある程度の年数を使用すると畳の色が変色してきます。
その落ち着いた風合いが好きな人もいると思いますが、趣味に合わないという
人はかなりいると思います。

その他にもシミや、焼けコゲがついていて見た目がかなり悪くなっているケースも
あるでしょう。畳を張り替えるより上に何か敷いた方がいいという発想です。

また、そもそも和室が趣味にあわないので洋室風にイメージチェンジをしたいと
考える方も多いことでしょう。

■畳の保護をしたい
基本的に畳というのは家具などを上に置くようなものではありません。
和室といえば畳の上に布団を敷いて寝るのがあたりまえです。

しかし、どうしても和室でもベッドを置きたいと方は多く、畳の上にそのまま置くと、
ベッドの下の脚部分の畳がへこんでしまいます。その点は他の家具や机を置いても同様です。
賃貸住宅でできるだけ畳を傷つけたくない、へこみを防止したいということもあるでしょう。

■畳のささくれをどうにかしたい
畳は使いこんでくると「ささくれ」というイ草がほつれたくずがでてきます。
ひどくなると掃除機をかけてもかけても出てくるようになります。

特に赤ちゃんやお子様がいる家では、ささくれが足に刺さったり、口や目に
入ったりするため危険です。

また、布団や服についたりと悩ましいことの一つです。
ささくれが出るようになると、畳の張り替え時期のサインなのですが、
やはり畳を張り替えるよりは何か敷いた方がいいとお考えの方は多いはずです。

コツその1. カビやダニの発生に気をつける

畳の上に何かを敷くということは、コルクマットやジョイントマットに限らず、
畳にカビの発生やダニが繁殖するかもしれないというリスクを伴います。

しかし、しっかりと防湿対策をすることによってカビの発生やダニの繁殖を
防ぐことができます。

赤ちゃんやお子様のプレイマットとして使用したり、部屋の一部にラグマットと
して使用する場合は心配はありませんが、床全体に敷きつける場合は以下の点に
気をつけるといいと思います。

■2ヶ月に1回のカビチェック
重いベッドを乗せた部分は無理ですが、全面でなくても部分的になら簡単に
取り外すことができるのがジョイント式マットのメリットです。
2ヶ月に1回ぐらいは部分的にでも取り外してカビが生えてないかチェックしましょう。

■1年に2回は全部外して掃除
1年に2回ぐらいは全部のマットを外して掃除機をかけましょう。
その時、部屋の換気をして、しばらく外したままにしておくことが効果的です。
また、畳の上だけではなく、置いている家具やベッドの裏のホコリや塵も
合わせて掃除をするようにしてください。

■部屋の湿度に気をつける
特に湿度が高くなる梅雨や夏の時期は風通しをよくすることに気をつけます。
それでも追いつかないほど湿度が高い時はエアコンの除湿機能や除湿機を使用する
ことが効果的です。湿度を65%以内にすることがポイントです。

■防湿防虫シートを下に敷く
本格的に対策をするなら、畳用の防湿防虫シートをマットと畳の間に敷くという
方法もあります。しばらく様子を見て必要に応じて判断すればよいと思います。

コツその2. 大判のコルクマットやジョイントマットを敷く

畳はフローリングと違って、一見真っ平に見えても反りやゆがみがあるのが普通で、
畳の縁の部分は微妙に盛り上がっています。
また、長年使っている中でヘタっている部分もあるかもしれません。
カーペットのような一枚物の敷物を敷いた時はあまり気にならないかもしれませんが、
ジョイント式マットの場合は若干の凸凹感がでる場合があります。

その凸凹感をできるだけ目立たなせないためには、大判サイズのものを敷くことが
おすすめです。
大判サイズのものは一枚当たりの面積が広く、ジョイントの部分もしっかりとはまり込み、
全体では面積あたりのジョイント部分が少なくなるため、その分凸凹感をカバーできます。

一般的にいう大判サイズは、コルクマットなら45㎝で、ジョイントマットなら
62㎝のものがあります。

コツその3. 部屋全体のインテリアを考えてマットを選ぶ

畳部屋のリフォームイメージ

畳を敷いているから和室であるともいえます。その上にマットを敷くわけですから、ある意味、それはもう和室ではなくなるわけです。

赤ちゃんやお子様のプレイマットや、ラグマット風に使用する場合は、それほど気にする必要はありませんが、プチリフォーム的に畳全面に敷く場合は、部屋全体のインテリアを考えておく必要があります。

コルクマットにしてもそうですが、ジョイントマットにはいろいろなカラーのものや、最近では、木目調や畳調のものまであり、敷くマットにより部屋の雰囲気や表情が、がらっと変わります。

そのため、どんな雰囲気の部屋にしたいのか、置く家具類やベッドなどとの相性などを
考えてマットを選ぶ必要があります。

■コルクマット
まず、コルクマットですが、とてもナチュラルでくせがありません。どんなインテリアとも
相性がいいのが特徴です。コルクの天然素材が持っているいろいろなメリットも多く、
どのマットにするか迷ったら一番のおすすめです。

■ジョイントマット単色カラー
そしてジョイントマットですが、最近は単色のカラーが人気です。
ベージュやブラウンの落ち着いたカラーが一番人気ですが、オレンジやピンクなどの
インパクトのある明るいカラーも人気のようです。

■ジョイントマット木目調
最近は木目調のフローリング風ジョイントマットが大人気となっています。
思い切って和室から本格的に洋室風にイメージチェンジするときにはあすすめです。
特にホワイトウッド風のマットは北欧インテリアにはぴったりでたいへんおしゃれです。

■ジョイントマット畳調
そしてもう一つ紹介したいのが畳調のジョイントマットです。
まさにイ草の青畳の柄と色調を再現していて、やっぱり和室が一番とのこだわりが
ある方におすすめのマットです。
畳が傷んでしまってどうにかしたいけれど、新品にしたり張替えるのはちょっと…
とお考えの方にはぴったりです。

さて、畳の上にコルクマットやジョイントマットを敷く時のコツを3つ紹介いたしました。
ぜひ、和室のプチリフォームやイメージチェンジに挑戦してみていただきたいと
思います。


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