子供の床へのいたずら、傷、落書き対策法

子供の床へのいたずらによる傷と落書き

赤ちゃんや小さなお子様がいるご家庭で、フローリング・カーペット・畳など床へのいたずらや傷、落書きにお困りではありませんか?

子供のいたずらは大人の想像をこえていて、まるで床が大きなキャンバスのごとく落書きをします。しかもクレヨン、油性ペン、口紅など落ちにくいもので落書きをされているのを見つけたらそれはもう笑いごとではありません。

いたずらや落書きを発見した、いざという時のために床別に対処法を紹介いたします。参考になるケースがあれば幸いです。

フローリング編

フローリングにクレヨンや油性ペンで落書きをされてしまいました。
きれい消す方法がありますか?

フローリングについたクレヨンや油性ペンなど、油性の汚れはベンジンで
落とすことができます。目立たないところで少しつけてみて、変色をしないか
試してから行いましょう。

まず掃除機やモップでまわりのホコリを取り、布にベンジンを含ませて
落書きの部分を拭き取ります。クレヨンはくぼみに入り込んでいる場合もあるので、
少量のベンジンをつけた歯ブラシでかき出します。最後に水でかたくしぼったぞうきんで
ふき取ります。

フローリングに牛乳をこぼしてしまいました。
気がつかないうちに白くなっています。どう掃除をしたらいいですか?

フローリングの汚れがひどい時の掃除方法があります。
まず掃除機やフロアモップなどでほこりを取り除きます。
水で薄めた住宅用洗剤につけたぞうきんをゆるめに絞って、ふいた部分に触らないように、
後ろに下がりながら拭いていきます。
この時ぞうきんは常にきれいな面がフローリングに当てるように気をつけてください。

汚れが落ちない時は、10分ほど時間を置いて汚れを浮き上がらせます。

水でかたくしぼったぞうきんで汚れをふき取り、最後に仕上げとしてから拭きをします。
もし板の繋ぎ目や隅などに汚れが入り込んでいたら、歯ブラシに水をつけながらこすります。
かきだすようにして汚れが取れたら、きれいなぞうきんを水でかたく絞り、
洗剤と残った汚れを拭き取りよく乾かします。

フローリングは頻繁に水拭きをしたり、強くこすりすぎたり、
強い洗剤を使うと塗装やワックスがはげやすくなるので、
普段は掃除機やモップがけ、ぞうきんのから拭きにとどめておきます。

フローリングにおもちゃなどをわざと落とすので、床が傷だらけになっています。
目立たなくする方法がありますか?

床や家具などの傷を隠せるクレヨンタイプのワックスを使うと便利です。
傷の部分にそのまますり込み、はみ出した部分は乾いた布で不拭き取ります。
深い傷の場合には、ナイフなどで少量を切り取って埋め込みます。

浅い傷の場合は床の色より濃いものを使った方が自然に仕上がります。
何色かセットになっているものもあるので、床の色に合わせて混ぜて使って
みるのもいいでしょう。

フローリングの床をいつも水拭きしていたら、つやが無くなってしまいました。
ピカピカに戻す方法がありますか?

光沢がなくなってきたら早めにワックスをかけるようにしてください。
ワックスの保護膜は汚れを拭き取りやすくしキズからフローリングを守ってくれます。
ワックスがけは掃除機などでホコリを取ってから行ってください。
前準備として薄めた住宅用洗剤で拭き、その後水拭きとから拭きをします。

床が乾いたら、きれいな雑巾にワックスを染みこませて軽くなでるように床に塗り広げます。
できるだけ薄くむらなく塗るのがコツです。その後完全に乾かします。
乾くまでは踏んだり触ったりしないゆように、子供が寝ている時や出かけている間に
するほうがいいでしょう。

むらなくするためには一度に床全面を済ませるのがいいですが、やむを得ずできない時は
半分ずつ行ってもかまいません。手軽に済ませるためには汚れ落としとワックスがけが同時に
できるワックスシートを使用すると便利です。

カーペット編

カーペットにしょう油やソース、ケチャップをこぼしたり口紅で落書きをされました。
きれいにする方法がありますか?

カーペットに何かをこぼした時は、初めに水拭きをすると汚れを広げてしまいます。
まず乾いた布を当ててたたき、取れるだけ水分や汚れを取ることが大切です。
トマトケチャップなどのすくえるものは、ヘラなどで取ってから行います。

布を取り替えながら根気よく続けるのがコツです。口紅など油性の汚れはベンジンを
布に含ませて押し当てます。その後カーペット用洗剤や中性洗剤を薄め、
ひたして絞った布で何度もたたき拭きをします。
汚れが取りたら、水でしぼったきれいな布でたたき拭きをして仕上げます。

カーペットにジュースをこぼしました。
布で吸い取ったあとに水拭きだけで大丈夫でしょうか?
そのままではジュースの糖分が残ってベタつきの原因になります。
カーペット用洗剤や中性洗剤を薄めひたして絞った布で、たたき拭きを
何度か繰り返して行ってください。最後に水で絞った布で拭いて仕上げます。
夏にはカーペットを片づけますが、食べこぼしがたくさんあるので
ダニの繁殖が心配です。

カーペットを片づける前に、水で薄めた中性洗剤をつけた布でふいて
汚れを落とし日干しにします。よく乾かしたら、じっくり掃除機をかけて
ダニや死骸を吸い取ります。ふとん用クリーナーがあれば掃除機よりも効果的です。

ダニやカビの予防には、湿度を50%以下に保つことが大切です。
収納ケースや袋に乾燥剤をいれておきます。カーペットに汚れが残っていると乾燥に
強いカツオブシムシがカーペットの毛を食べる可能性があるため、
防虫剤も合わせて入れておくことをおすすめします。

防虫剤はダニやカビにも効果があり、乾燥剤と併用しても問題ありません。
密閉タイプのビニールの収納ケースにいれる場合は、除湿剤を入れないと内部で
結露を起こしたり、ダニやカビが発生しやすくなるので注意してください。

カーペットにこぼしたごはん粒やカステラをうっかり踏みつけました。
上手に取る方法がありますか?

ごはん粒をヘラなどでできるだけ残らないようにこそげ落とします。
水で絞った布でたたき拭きした後、水で薄めた中性洗剤をつけた布でたたき拭きをします。
再度、水で絞った布でたたき拭きし最後に乾いた布で仕上げます。

カステラなどは掃除機で吸い込みます。カーペットの毛に入り込んだくずは
すきま用のノズルを使い吸い取ります。最後に水で薄めた中性洗剤をつけた布で
たたき拭きをし、水で絞った布でたたき拭きしたあと乾いた布で仕上げます。

畳編

クレヨンで畳に落書きをしてしまいました。きれいに落とす方法がありますか?

クレヨンや油性ペン、口紅などの油性の汚れはベンジンで落とせます。
畳の場合は、掃除機などで落書きの周りのホコリを取ります。
クレヨン盛り上がっている場合はヘラなどを畳に斜めにあて、畳の表面を傷つけないように
注意してそぎ落とします。

その後、歯ブラシにベンジンをつけ、必ず畳の目に沿って歯ブラシで軽くこすって
汚れを落とします。力を入れすぎると畳を痛めるので軽くこするのがコツです。
汚れが取れたら、水でかたくしぼったぞうきんで畳の目に沿って拭きよく乾燥させます。

畳は掃除機だけで掃除をしていますが、水拭きをしてもいいのですか?

畳は頻繁に水拭きをすると痛んでささくれが出やすくなります。
普段は掃除機をかけたあと、から拭きが基本ですが、から拭きはペーパーモップでもOKです。
汚れが気になる時は水拭きをしますが、天気がいい日を選び、かたくしぼったぞうきんで
手早く済ませるようにします。窓をあけて風通しをよくし、早く乾くようにするのがポイントです。

バケツ半分の水にカップ1/2程度の酢を入れた酢水を使用すると汚れがよく落ち、
畳の黄ばみ防止になります。ただし畳の緑は変色の可能性がありますので酢水は使えません。


フローリングやカーペット、畳が子供のいたずらや落書きでボロボロになる前に対策を!
コルクマットはフローリングの傷つきを防ぎ、万が一落書きをされてもお手入れが簡単楽々に!
水洗い丸洗いも可能で、ひどい汚れが落ちない時は部分的に交換OK!
赤ちゃんや小さなお子様がいるご家庭はぜひコルクマットをおすすめします!
子供のいたずらや落書き対策コルクマットでフローリングの傷つき防止