皆様が床にジョイントマットを敷かれる理由は何でしょうか?
赤ちゃんが生まれた家庭ではあたりまえのように敷かれていますし、
小さなお子様のプレイマットとしてもとても人気で、家庭や施設でよく見かけます。
ジョイントマットは種類が豊富で、材質もスポンジ素材やEVA素材、表面がコルクのものがあり、また、インテリアとしてもおしゃれでカラフルなものや、 中には木目や畳風のものまであり、簡単で手軽に敷けることから、様々な生活シーンで利用されています。
そこでこれからジョイントマットの購入を検討される方に、いろいろな目的や使い方に合わせた、ジョイントマットの活用方法と選び方のポイントを紹介したいと思います。
ジョイントマットの種類について
まず最初に、ジョイントマットの種類について材質やサイズ別に紹介したいと思います。
■材質について
大きく分けてPE(ポリエチレン発泡体)と、EVA樹脂に分類され、
どちらも柔らかいスポンジ状の材質です。
比較をするとEVAの方が柔軟性、耐久性に優れています。
また、EVAの表面にコルクを使用したコルクマットがあり自然素材の
風合いが人気です。
■サイズについて
通常のサイズは幅が30㎝になります。
その他に、コルクマットではラージサイズといわれる45㎝のものや、
カラーマットでは62㎝の大判サイズもあります。
■厚さについて
コルクマットでは8~11㎜、カラーマットでは10~12㎜が一般的で、
中には16㎜といったジョイントマットもあります。
■色や柄について
よく見かけるのが2色のコンビカラーのもので、ジョイントマットといえば
2色の市松模様を連想する方も多いと思います。コンビカラーには様々な色の
組み合わせのバリエーションがあります。
また最近は、単色のものや、表面に木目や畳柄をプリントしたものもあります。
その他にはかわいい絵柄や数字のパズルマットもあります。
生活シーンの目的別の選び方と活用方法
あなたならどんな生活シーンでジョイントマットを活用しますか?
先に紹介しましたようにジョイントマットにはいろいろな種類があります。
購入していざ敷いてみたものの、なんか思っていた雰囲気と違う。
やっぱりこっちの方がよかったということにならないよう目的に合ったものを
しっかりと選んでいただきたいと思います。
赤ちゃんやお子様の安心できる環境づくりとして
今や、赤ちゃんや小さなお子様がいるご家庭では、ジョイントマットはかかせない
アイテムとなりました。床に敷くものとしては赤ちゃんやお子様に最適といえるでしょう。
成長にあわせて一定の期間だけ敷いておいて、不要になったら取り払う、
そんな手軽さも大活躍する理由のひとつです。
赤ちゃんがハイハイをする時に適したのはどんな床でしょうか?
フローリングのように滑りやすい床では、上手にハイハイをすることができません。
逆に摩擦が多いと、今度は手足の擦れが気になります。
また、このハイハイの時期は床に直接、手や足をつけることが多いため、
冷えやベタつき、衛生面もとても気になるところです。
そんな時一番適しているのは、ずばりコルクマットです。
実際に触れてみると他の材質との違いは一目瞭然!適度な弾力性と摩擦性。
滑りにくいけれど擦れても気にならない表面の柔らかさというのが絶妙です。
そしてコルク独特の温かみやサラッとした肌触りなどは他のものでは決して得られません。
また衛生面においてもホコリが立ちにくく掃除がしやすい点や、
ダニを寄せ付けない点も適したところてす。
この時期の赤ちゃんはヨダレで床を汚すことも多いのですが、
他の床やじゅうたん、カラーマットなどではその汚れの部分がわかりにくいものです。
しかしコルクマットならよくわかるためサッと拭き取ればOKです。
このように赤ちゃんのハイハイの時期にはコルクマットが一押しです。
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赤ちゃんがつかまり立ちやヨチヨチ歩きを始めると心配になるのが転んだ時のケガです。
やっと立ち上がって間がないこの時期はとにかくよく転びます。
赤ちゃんは決して前に転ぶとは限らず、バランス感覚も乏しく頭が重いため
後ろにゴロンと転ぶことも不思議ではありません。
もし転んだ場所がフローリングなどの硬い床だったらどうでしょう?
打ちどころが悪いと大事故になる可能性も否定できません。
赤ちゃんが転ぶことはあたりまえと考え、ぜひ赤ちゃんの歩行スペースには
ジョイントマットを敷いてあげてください。
そこでポイントなるのはジョイントマットの厚みです。
厚みがあるほうがクッション性は高くなり、衝撃吸収力は大きくなります。
赤ちゃんのケガ防止を考えるなら、できるだけ厚みのあるジョイントマットや
コルクマットをおすすめします。
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■赤ちゃんやお子様のプレイマットに
ジョインマットは赤ちゃんやお子様のプレイマットとしても大活躍しています。
家庭でも施設の遊び場でもカラフルなジョイントマットが置いてあると、
すぐに赤ちゃんやお子様がいるということがわかります。
プレイスペースとしてジョイントマットを敷くことは、遊び場として
安全な場所の確保ができることや、フローリングの傷防止や床の汚れ防止に
なるといったメリットもあります。
ジョイントマットは掃除も簡単で、お母さんにとってはいくら汚しても
楽というのが嬉しいことです。
遊び場ということを考えて、遊んでいて楽しくなるようなものをチョイスすることが
おすすめです。赤ちゃんには無理かもしれませんが、物わかりがつくようになったお子様なら、
好きな色を選んでもらうのもいいでしょう。
また、ジョイントマット自体で遊ぶことができる絵柄や文字がパズルのように
なったものも楽しいかもしれません。
プレイマットとして活用する場合、部屋全体に敷く必要はなく、
必要な時に2~3畳分を敷き、不要な時は片づけるといった使い方もおすすめです。
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ペットにやさしい環境づくりとして
■犬のフローリングの床滑り防止に
室内犬の場合、フローリングは滑って歩きにくい床といえます。
特に小型犬は関節が弱い上にはしゃぎまわることも多く、床滑りや横滑りを
繰り返しているうちに、関節を痛めてしまう危険性が大きいのです。
また、ソファなどから硬い床に飛び降りて脱臼するといったケースも多く発生しています。
そこで求められるのは滑り防止と適度な弾力性となるわけですが、
コルクマット、ジョイントマット共に必要な条件を十分に満たしているといえるでしょう。
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快適な生活環境づくりとして
■生活騒音や防音対策に
マンションやアパートなどにお住まいの方はとにかく階下への生活騒音に
気を使うものです。もし苦情をいわれたらと思うと気を使わざるをえません。
まして今現在、トラブルになっていたら、それだけで心労につながります。
床に物を落とした時や、足音に対しての防音効果としてはコルクマット、
ジョイントマットのいずれも効果が期待できます。
しかしあえて比較してどちらかということであれば、コルクマットに軍配があがります。
これは、コルクの中に無数の空気の泡があり、音を吸収する性質があるからです。
集合住宅で赤ちゃんや小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、
苦情やトラブルになる前にコルクマットを敷くことをおすすめします。
【関連記事】 コルクマットの防音効果|マンション床の防音対策におすすめ!
■ホコリやダニのアレルギー対策に
室内アレルギーの原因のほとんどがホコリやダニです。
つまり、アレルギー対策として考えた時には、いかにホコリがたたないか、
掃除がしやすいか。そしてダニが発生しにくいかということがポイントになります。
ここではコルクが持つ静電気を放電する性質によりホコリがたちにくく、
くっつかないため掃除がしやすいということ、コルク自体がダニを寄せ付けない
天然成分を持っていることからコルクマットが最適なものといえます。
もしすでにご家族の中にアレルギー症状のある方がいらっしゃいましたら
コルクマットを敷いてみてはいかがでしょうか。
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冬の寒い時期に床がフローリングの場合は、暖房器具を使っても身体は暖かいのに
足元が冷えるということがあります。
その対策として床暖房を導入するという手もありますが、費用はかなりかかります。
そんな時おすすめなのがコルクマットです。
コルク自体がもつ内部の気泡による断熱性や保温性は足元の冷え対策には一番効果があります。
足元が温かくなるという直接的な効果以外に、その分、床暖房が不要になったり、
その他の暖房器具の使用も減り、暖房費を節約できるといううれしい間接的な二次効果もあります。
床暖房を設備することや、暖房費の節約ができる点を考えると、コルクマットを敷くことは
費用対効果がとても大きいといえるでしょう。
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インテリアとして
■リビングや部屋のイメージチェンジやプチリフォームとして長く生活していると部屋をイメージチェンジしたいと考える人は多いと思います。
最近ではインテリアといえば和風より洋風の方が好まれるようです。
しかしまだまだ古い住宅では畳の部屋も多く、長く生活していると
イメージチェンジとして洋風にしたいと思われる方は多いのではないかと思います。
また、部屋のカラーコーディネイトを変えみたいと思う方も多いでしょう。
そんな時、手軽に部屋のイメージチェンジやプチリフォームができるアイテムがジョイントマットです。
ジョイントマットのナチュナルシリーズは木目調で、畳の上に敷いて
和風から洋風へのチェンジにぴったりです。また逆に、洋風から和風やアジアン風へのチェンジなら、
同じシリーズの畳がおすすめです。
【関連記事】 コルクマットやジョイントマットを畳の上に敷くには|3つのコツを紹介!
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フローリングには生活傷がつきものです。
しかしまだ新築やリフォームしたてのピカピカのフローリングに、
ついうっかりと傷をつけてしまうとため息がでてしまいます。
できればいつまでも綺麗な状態で維持したいものです。
そこでフローリングの傷防止にもジョイントマットはよく活用されています。
でも、いくら傷を防止したいからといってフローリング全面に敷き詰めてしまうのは、
インテリア的にも、せっかくフローリングにしているのにもったいない気がします。
よく傷がつきそうな玄関やリビング、キッチンなどにポイント的に敷くのがよいでしょう。
傷防止ということであれば、とにもかくにも何かを敷けば解決しますが、
気になるのはインテリア的にどうかということでしょう。
コルクマットはインテリアとしてもよくフローリングに馴染みます。
また、木目調のジョイントマットもありますので、フローリングの色合いと
合わせて選択するのがおすすめです。

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