ジョイントマットをできるだけ簡単にきれいに敷きたい。
リビングや子供部屋など、中途半端な状態だと不便なため、一気に敷いてしまいたいものです。
そこでジョイントマットを上手に手早く敷くための方法やコツを紹介いたします。
■準備編レイアウトを検討する
ここで、どれだけ事前にレイアウトをイメージできているかによって、後の作業が速やかに進むかどうかに影響してきますのでしっかりとイメージしておきます。
部屋全体に敷くか、一部分に敷くのかによって用意する枚数も変わってきます。
部屋の寸法を測ったり、どのように敷くかレイアウトを検討するのは購入する前にしておきましょう。
部屋の中の柱などの凸凹部分の形や、家具類が置いてある場合は避けて敷くかどうか、マットの上に置くかをあらかじめ確認しておきます。
ジョイントマットには弾力性があり、重い家具を乗せた場合は、
その重さの分沈み込み不安定になります。
タンス、本棚やラック類、倒れる可能性があるものは避けて敷くようにします。
また開き戸で室内側に開く内開きとなっている場合、鴨居の高さを確認します。
敷いた時に、鴨居より高くなる場合は引っかかり、開かなくなるので注意が必要です。
ジョイントマットは62cm角、30cm角の2種類です。
部屋全面など広い面積に敷く場合、62cm角が必要枚数も少なく簡単に敷けますが、
部屋の形が入り組んでいる場合や、狭い場所がある場合は30cm角の場合がよいケースもあります。
また2色のコンビカラーにする場合、インテリア性を考えて、あえて30cm角にするのもいいでしょう。
部屋の一部分に敷く場合は特に必要ないですが、
サイズとカラーが決まったら、簡単にレイアウト図のような
ものを作ります。
方眼紙に手書きでもいいですし、パソコンでエクセルなどの表や図形がかけるソフトを
使って作ると便利です。
特に部屋全体に敷き詰める場合はこのレイアウト図を作っておけば、
どのように敷けばいいか完全にイメージでき、敷き始めてからの作業はとても
スムーズに行うことができ、いざ敷き始めて枚数が足りなくなった、
ということもなくなります。
道具を準備する
■カッターナイフ
できるだけ大き目でよく切れるものを。
大きい方が力が入りやすく失敗がありません。替え刃は新しくしておく。
■カッターマット
カッターの下敷きに使用します。板や厚めの段ボールでも代用可。
カッターで床に傷がつかないだけの厚みがあるものが必要です。
■定規
最低ジョイントマット以上の長さが必要。
寸法を測ると同時に、直線を切る時にカッターにあてがい使用します。
歪みがなく直線が引けるしっかりした定規を用意すること。
■メジャー 事前に部屋の寸法を測っておきますが、再確認が必要な場合もある。
■油性細ペン
できるだけ細いペンがおすすめ。
細い方が切る時の誤差が出にくく、切った時にインクが目立たない。
もし曲線部分があるときには?
■はさみ
できるだけ大き目でよく切れるものを。
■厚紙 曲線部分の型紙として使用します。 段ボールなど曲線の形がとれるものならなんでもOKです。
基本的に直線はカッターと定規を使用し、もし曲線がある場合は、 ハサミと型紙を使用します。
敷く場所の床掃除をする
敷くまでには必ず床面の掃除をしておきます。
掃除機がけはもちろんのこと、必要に応じてぞうきんがけをして、
ゴミやホコリが無い状態にします。
特にフローリングでゴミが残っている場合、こすれによる傷つきの原因になります。
また、床面のワックスが残っていると滑りの原因になるためしっかりとふき取って
おきましょう。
床を水拭きした時は湿気がカビの原因になるため完全に乾くまで待つ必要があります。
効率よく作業するためにも、できれば敷く前日にしておくことをおすすめします。
カットしなくていい部分から敷く
ここからが敷き詰め作業の開始となります。
ます最初に上に置く家具類を移動させます。
事前に考えたレイアウトにしたがって、カットしなくていい部分から敷いていきます。
この時、ジョイントマットはとても軽く、最終的に位置の調整が可能なので、
あまり神経質にならずどんどん敷いていきます。
6~7割を敷き終えたら、壁からの端の距離を合わせます。
端の部分を敷く
端の部分を後に残しておき、サイズを合わせてカットをしながら敷いていきます。
サイズを合わせる場合は、カットする方を壁にあてがい、
既にしている方の凹の部分に合わせてマーキングをします。
カッターナイフでカットをする時は、定規をあてがいカットします。
カットの途中で躊躇し止めてしまって二度切りになったり、定規がぶれると失敗します。
カッターナイフに力を入れて一気にカットをするのがコツです。
そして最後にジョイント部分を足で踏んで慣らして、家具類を戻せば作業完了です。
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