ベビーベッドとベビー布団、どちらを選ぶ?

赤ちゃんの寝るスペースをつくる時に一番悩むのはベッドにするか、布団にするかだと思います。

そこで、ベビーベッドとベビー布団のそれぞれの特徴や選び方のポイントについてまとめてみました。
どうぞ参考にしてください。

ベビーベッドの特徴

ベビーベッド

■メリット
●位置が高いため、ダニやほこりから守られ、通気性もよく衛生的。
●ペットを飼っている場合、踏まれたりいたずらをされにくくて安全。
●冷たい空気は下にたまるため室内温度差に影響されにくい。
●柵があるのでちょっと目を離すときに安心。
●ベッド下の空間を収納スペースとして利用できる。
●高さがあるのでオムツ替えが楽にできる。

■デメリット
●置き場所を工夫する必要がある。
●使用期間が短く、不要になった時の処分に困る。
●寝返りができるようになると頭をぶつけやすい。
●お母さんが添い寝をしてあげれない。
●夜中の授乳や世話の時、起き上がるのが面倒。
●柵の上げ忘れ時は転落の危険がある。

ベビーベッドの選び方

いろいろな大きさと種類があるため、部屋の置き場所を考えて選ぶ必要があります。
そのために、あらかじめ置き場所とする予定スペースの寸法測っておくことが大切です。

選び方として以下のポイントに注意します。

①安全性
日本においてはベビーベッドは安全基準化定められており、
基準をクリアした物のみが販売できるようになっていますので
PSマークとSGマークの2つのマークが付いているか確認します。

PSマーク

■PSマーク
ベビーベッドは登録検査機関の適合性検査を受けなければならないことが
消費生活用製品安全法で義務づけられています。

SGマーク

■SGマーク
製品安全協会の定めている審査に合格し安全だと認定された製品につけられるマークです。
ベビーベッドもSGマークの対象製品となっているため、ついていることが必須です。

つまり上記2つのマークが付いていれば、ベビーベットの安全性が、証明されていることになるため
安心です。

②サイズ
ベビーベッドのサイズは、スタンダードサイズ(120×70cm)と、
ミニサイズ(90×60cm)のものがほとんどで、どちらも新生児から24ヵ月まで
使用可能ですが、寝返りうてるようになると、ミニサイズだと柵にぶつかったり
することもあります。

サイズについてはあらかじめ部屋のスペースの寸法を測っておき、
実際に置くことができるか確認をして選びます。

③機能
■床板高さ調節機能
赤ちゃんの成長に合わせて底板の高さが2~4段階に調整できるものが便利です。
新生児のころは床板を高くして世話をしやすくし、つかまり立ちができるようになるころには、
床板を低い位置にすると柵が高くなり安全です。
スムーズに調整できるかどうかも確認しておいた方がいいでしょう。

■キャスター付き
ベビーベッドの脚にキャスターのついているものがあります。
常に赤ちゃんが目に届くところにベビーベッドを置いておきたい場合などで、
移動することが多い場合に便利です。安全性のためにしっかりとストッパーが
かかることを確認します。

■ベビーベッド下の収納棚
ベビーベッド下は収納スペースとして利用できますが、収納棚がついていれば、
おむつや赤ちゃん用品の置き場として使用できるため、より便利になります。
特にベビーベッドを移動して使用する場合、収納物を取り出さず、収納棚に
乗せたまま移動できるので重宝します。

■柵のスライド機能
ベビーベッドの柵がスライド開閉できるのでものがあります。
赤ちゃんの抱き起こしが楽にできるというメリットや、お母さんのベッドに
ベビーベッドをひっつけて添い寝ができるといったように使い方に自由度が広がります。

■サークル兼用
床板、収納棚などを外すとベビーサークルとして使えるタイプのベッドです。
一台二役で便利な面もありますが、赤ちゃんがつかまり立ちを始めたら、
柵から落ちる危険性があるため避けるのが無難です。

ベビー布団の選び方

赤ちゃんには、赤ちゃん専用のベビー布団を使用することが大事です。
大人用の敷布団はやわらかすぎるため、うつぶせや横向きになった時、
窒息の原因となる恐れがあります。
また、赤ちゃんの体が沈み込み、背骨が歪んだり、関節が不自然な形になるなど、
成長を妨げないためにも敷布団にはかたさが必要です。

ベビー布団の条件

①敷布団の固さ
赤ちゃんの場合、かためのものを選ぶということが第一条件です。
中綿のかたさなるべく硬いものをおすすめします。

①保温性
赤ちゃんの平均体温は37度と大人より高めです。
特に生まれてすぐの生後3ヶ月頃までは寒がりで体温調節もうまく
できないので保温性のある布団でカバーする必要があります。

①吸湿性、放湿性
生後2ヶ月を過ぎると汗っかきになります。
大人の2~3倍も汗をかく赤ちゃんの布団は吸湿性とともに放湿性が重要です。
布団の中に湿気がこもると熱が逃げやすくなり寝冷えの原因にもなります。
掛け布団は軽くて保温性や調湿性がよいものをしっかりチェックすることが大切です。

セット布団がおすすめ

赤ちゃん用のセット布団は、敷布団とシーツ、掛け布団とカバー、
肌がけ布団とカバーなど、最低限必要なものがセットになっています。
初めての赤ちゃん用に布団を用意したいけど、何を買っていいかわからないという
お母さんにおすすめです。

セットで購入するメリットは単品でそれえるよりも合計額がお得になる場合が多いことが
あげられます。

ベビーベッドとベビー布団のどちらにするか、どちらもメリット、デメリットがあるのを
理解したうえで選択すべきできすが、家の間取りやスペース、ライフスタイルにも左右されるため、
考慮する必要があります。


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