子供が片付けができないとお悩みではありませんか?おもちゃが散らかりっぱなしだと、部屋の中がすっきりしないものです。
ママにとっても、いつまでも片づけに追われるのはたいへんです。赤ちゃんを卒業するころからは、ちゃんと片付けができるようにしつけを始めましょう。
始めは、ただ「片づけなさい」というだけでは子供はどうしていいかわかりません。そこで、上手なしつけや収納方法について紹介したいと思います。
STEP1 おもちゃの出し入れに興味を持ったら、片付けスタートのチャンス!
赤ちゃんが1才くらいになると、小さなものが上手につまめるようになり、
一人遊びもできるようになってきます。
このころからそろそろお片付けを教えはじめてもいいと思います。
ママが、おもちゃなどを箱や棚から出したり入れたりする様子に興味を示すように
なることも多く、自分でも真似をしたいと思うようになります。
そのきっかけで、ママが片付けのお手本を見せれば真似をして片づけようと
します。
ただ、まだこの時期では、自分の意思で自発的に片づけをすることはできないので、
ママが「ここにしまおうね」とやさしく言葉をかけてあげて片づけをうながすように
します。
おもちゃなどの遊び道具の収納場所は、収納BOXやカゴのようなもので、
子供がすぐに手をのばせば手が届くように、近くて低い位置にあるものにしましょう。
最初は一つでも片づけることができたら褒めてあげましょう。
また、このころの子供はすぐに飽きてしまいます。
疲れてきたら「ママも手伝ってあげるね」と一緒に片づけるようにしてあげてください。
STEP2 色の名前がわかり始めたらおもちゃの分類にトライ!
早い子供なら、2才くらいから色の名前がわかるようになってきます。
また、物があること、ないことがわかってくるので片づけもステップアップします。
まず片づけを遊び感覚でできるようにいろいろな工夫をしましょう。
色のついた箱をいくつか用意し、積木やブロックは赤、絵本は青、ぬいぐるみは黄色
というように、子供とおもちゃを分類します。
そして箱におもちゃの写真をはっておけば、片づける箱がわかりやすくなります。
また、写真でなくても、おもちゃの分類が一目でわかるような絵をはってもいいかも
しれません。
ここで大切なことは、おもちゃのしまい場所をママが一方的に決めるのではなく、
「このおもちゃは何色の箱がいいの?」と、子供の意思を尊重しながら決めることです。
また、一方的に「ここにしまいなさい」と命令するのはNGです。
この時期の子供は気に入らないことがあると、すぐにイヤイヤがはじまります。
反発されて片づけどころではなくなってしまいます。
この時期でも、まだ一人での片づけは無理なのでママが「これはどこにしまうの?」と
問いかけながらリードしてあげます。
片づけが上手にできたら、「できたね!」「えらいね!」「すごいね!」と、
とにかくほめてあげてください。
ほめることで、また片づけようということにやる気が出て習慣化していきます。
STEP3 そして、いよいよ一人で片づけ最終ステップに!
いままでは、一人では片づけができませんでしたが、だんだんとできるようになってきます。
一人で片づけを任せられるように、最終ステップに進みます。
このころには自分一人でおもちゃの分類ができるようになるので、
自分で出したものは自分で片づけさせるようにうながします。
また、手伝いをしたがる時期なのでその気持ちを片づけに向けられるように、
ママは命令口調ではなく「○○ちゃんお願いね」と子供を頼りにしてることを
伝えるようして任せてみます。
ある程度一人で片づけをするようになると、片づける場所を間違えたり、
片づけ残しがあることもありますが、大目に見てあげてほめてあげてください。
「残りもできたらもっとえらいよ」と上手にうながすことも大切です。
子供にしつけをしたい片づけの習慣はとにもかくにも次の2つです。
■自分で出したものは自分で片づける。
■出しっぱなしで次のことをしない。
この片づけの習慣がしっかりと身につくように、
ママが自ら手本を子供に見せて教えてあげてください。
子供のプレイスペースにコルクマットやジョイントマットを敷いてみてはいかがでしょうか?
子供の遊び場所を決めることができるので 片づけをするようにしつけをしやすくなることうけあいです♪