コルクマットでダニ対策のおすすめ

最近の住宅はとても環境がよく、夏は涼しく冬は暖かく、オールシーズンを通じて
快適で住みやすくなっています。
しかし人間にとって住みやすい環境はダニにとっても住みやすい環境です。
昔に比べるとダニが大量に発生する環境要因となっています。

アトピー性皮膚炎をはじめとするアレルギーの多くがダニの死骸やフンが原因です。
部屋からダニを追い出して快適な生活をしたいものです。

家の中にはダニがいっぱいです

ダニは適温多湿、エサ、住みかの3つの条件がそろえば驚異的に繁殖します。
この条件下では、わずか30匹が10週間で1万匹に増えるといわれています。

ダニが繁殖する条件

増殖を抑えるためには、日頃からこまめに掃除をして、
エサとなる人のフケやアカが大量に含まれているホコリや、
食べ物の残りカスやカビを取り除いていくことが大切です。

しかし、いくら掃除をしてもダニの恰好の温床となる住みかがある限りキリがありません。
そこで住みかとなるものをできるだけ減らすことも必要となります。

ダニが繁殖するために卵を産むのに必要な場所は潜れるところです。
畳、カーペットなどは格好の住みかです。

特に和風の部屋には必ず敷く畳はダニが好む適度な温度と湿気を兼ね備えています。
もともと通気性が悪く卵を産むのに都合がよい床材です。

カーペットもまた湿気がこもりやすく繊維の中に潜れるので好む住みかの一つです。
そして畳の上にカーペットを敷くことは最適な環境を与えることになります。
カーペットによって畳の通気性がさらに悪くなり、ダニが繁殖しやすくなるためです。

床材としてのダニ対策にはフローリングが適しています。
手入れも簡単なことから最近では床材として普及しています。

しかし、赤ちゃんやペットのいるご家庭ではフローリングの硬さや冷たさが
デメリットとなるためカーペットを上に敷くこともあるでしょう。
しかしこれはダニ防止という意味では逆効果となります。

そこでおすすめなのがコルクマットなのです。

コルクマットがダニ対策におすすめの理由

コルクマットは天然素材であるコルク樫の皮からつくられますが、
コルクに含まれているスぺリン・リグニン・タンニン・ロウ・灰分等の抗菌成分は
ダニを寄せ付けず発生をも防ぎ、エサとなるカビも発生しません。
当然のことながらコルクマットはダニの住みかとはなりえないのです。

また、ダニの生息条件として湿度があります。
湿度が55%以下になるとほとんどのダニは生きていけないといわれています。

コルクマットは内部にある無数の小さな気泡が部屋の湿度を調整する機能をはたし、
ダニが繁殖する多湿という条件を絶つのに役立ちます。

そして、掃除がしやすいこともメリットの一つです。
コルクマットは静電気を放電する性質があるので静電気が溜まりにくいのです。
そのためダニのエサとなるホコリや髪の毛がまとわりつかないので、
ササっと掃除が簡単にできます。

このようにコルクマットはダニ対策という意味では最適なものといえます。
特にアトピーや鼻炎のアレルギー症状のある方やお子様がいらっしゃる部屋は
コルクマットに替えてみてはいかがでしょうか。

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